学び直し

一昨年にベストセラーになり、いまなお巷では大きな影響力を与え続けているパワフルなビジネス書である「Life Shift」(100年時代の人生戦略)をお読みになられた方は大勢いらっしゃるかと思います。

平均寿命が100歳を迎える時代に備えて、教育 → 仕事 → 引退という従来の人生設計パターンでは、後半人生を幸せに迎えられない、とし、リカレント(直訳は循環という意味ですが、学び直し又それを仕事や生活に活用していくということ)の重要性を説いています。

ところで、「学び直し」についてですが、とても気になるデータがここにあります。

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25歳以上のいわゆる社会人と言うか大人ですね、この層が再び勉強する率を先進国同士での比較がなされているんです。

それを見ると日本はなんと20数か国の先進国中で最下位だそうです。

日本の企業は終身雇用で且つ副業も認められているところは少なくせいか、何か現業以外に興味・関心を持ったことを学びなおしてもそこに費やす時間や余裕が少ないということがあります。加えて、何か自己啓発などで勉強したとしても、所属する企業の中で現業に直接関係のないことであればほとんで評価報酬に繋がらないということもあります。

そういう状況では社員にとって新たに何かを学ぼうというモチベーションが上がらないからなんでしょうね。

「自分のキャリアは自分で切り拓く」

「その為に絶えず学び続ける」

という意志を持ったサラリーマンが増えていくことが日本の社会、企業の活性化につながると思うのですが、なかなかそういうわけにはいきません。

「学び直し」することで自分が成長し、社外でも通用する職務能力(= employablity )を高め、そして自分の市場価値を高めることができるのですが、そういう意識を持っている40代、50代の社員がどれだけいるのでしょうか?

特に40代~50代の方々は終身雇用制度の中で働きなれた環境の中で安住することがいつまで続くのかを考えてみるべきではないかと思います。

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